&Premium(アンド プレミアム) 2019年 12 月号 [永遠の憧れ、クラシックということ。]

4か月ぶりの購入。気になった号もあったのだけど、中身をチラ見して買わず。今回はもう迷わず予約注文。こういう企画は大好き。期待は裏切らなかった。まずトップに音楽の父バッハ先生♪小学生の頃、音楽室に貼ってあった肖像を比べて「どのひとがいい？」なんてやってたけど、私はバッハが好きだった。まだどんな音楽か知りもせずに。ベートベンは怖い顔してたし（笑）バッハさまの柔和で少ししかめっつらの親しみ。本当に良さがわかったのは二十歳になってからだったけど。ブランデンブルグを聴いて。話は変わるけどクラシックとは何か、この一冊でなんとなくわかるのではないだろうか。あ、クラシック音楽の話ではありません。クラシックなるもの。永遠に変わらず人々に愛される気品あるもの。そして亡き兼高かおるさん、父が好きだった方だ。『兼高かおる世界の旅』は日曜の朝必ずかかっていた番組。私が世界を知ったのもこの番組だった。懐かしい。他にもホルトハウスさん、雅姫さんと素敵なお暮しも見せて下さってる。届いたその日夜を徹して隅々まで読んだ。久しぶりに満足な号。☆一つマイナスなのは少し薄いの（笑）欲を言えばもう少し詰めて欲しかった。でも今回はいい仕事してると思う。文章も読みやすかったしね。やっぱり&premium好きかも。惜しむらくはあの独特の世界観があった旧クウネルが今はないこと。変な雑誌になってしまって（いえ、あれはあれで対象が別の層、クウネルのタイトルがおかしい）。この雑誌はあんなことにはならないで欲しいと切に願う。どうかクラシカルであってください。